桶滝

桶滝目次

  1. 桶滝について
  2. 桶滝の見どころ
  3. 桶滝の付近
  4. アクセス
  5. Tiktokで情報を見る
  6. instagramで情報を見る
  7. Googleで口コミを確認
  8. Twitterで情報を見る

桶滝について

桶滝とは、石川県輪島市にある大沢町にある非常に見応えのある滝です。

石川県にある桶滝ですが、石川県は2015年に北陸新幹線が開業したことにより旅行先として注目されています。

歴史や伝統的な文化・芸能が多い観光地として有名ですよね!

石川県の県庁所在地で最大の都市である金沢市内には観光名所が沢山あります。

金沢市内に日本三名園として有名な「兼六園」や和の街並みを楽しむことができる「ひがし茶屋街」などがあり、伝統文化「金箔」をつかったスイーツやグッズも楽しむことができます。

また、最近はインスタグラムでも有名な現代アートを体感することができ、大人も子供楽しめる「金沢21世紀美術館」もすごく注目されています!

他にも、石川県は食べ物も有名で、特にお寿司やカニなど海鮮が有名です!

金沢の台所と呼ばれている「近江町市場」は新鮮な海鮮を味わうことができる観光スポットとして人気なスポットです。

地元の新鮮な海鮮を使った豪快な海鮮丼をぜひ味わってみてください!

輪島市は石川県の北部に位置し、能登半島北部の奥能登にあります。

豊かな自然と海に囲まれた人口3万人ほどの町で、近年には「能登の里山里海」が世界遺産に認定されたことで、より注目されています!

金沢から輪島へのアクセスは特急バス“輪島特急線”の利用で約2時間ほどで、能登空港(のと里山空港)からは電車で約40分、車で約25分です。

能登空港(のと里山空港)からも特急バス輪島特急線”が出ているので行きやすい場所となっています!

そんな輪島市の大沢町にある「桶滝」ですが、県指定天然記念物及び名勝として指定されています。

名勝とは、日本の文化財の種類の一つで、芸術上や鑑賞上価値が高い土地を日本や地方公共団体が指定したものです。

「富士山」や同じく石川県金沢市にある「兼六園」も名勝に指定されていますが、特別名勝という大変価値の高い景観として指定されています!

同じく石川県の県指定天然記念物及び名勝に指定されているものに「見附島」もあります。

見附島とは、能登半島の珠洲市にある無人島です。

能登のシンボルとされていて、島の形が大きな軍艦のような形をしているため、別名「軍艦島」と呼ばれているみたいです!

自然が作り出した高さが約28mの島で、能登空港から車で約40分で行けるようです。

ぜひ、能登半島を訪れた際にはこの「見附島」にも行ってみてくださいね!

「桶滝」の周辺には所々に滝があります。

その中でも桶滝はもっとも高いところにあり、桶滝川河口から約1km上流に、新生代第三紀中新世の礫岩石が広く分布しています。

“新生代第三紀中新世の礫岩石”ということですが、新生代とは地質時代・顕生代の大きな区分の一つの代です。

新生代は3つの紀に分けられており、第四紀・新第三紀・古第三紀の3区分と新第三紀の古第三紀を合わせて第三紀と呼ばれています。

約6,500万年前~現代まで、恐竜絶滅前後を指し、陸上では恐竜が絶滅し、海中ではアンモナイトと海生爬虫類が絶滅した後に、哺乳類が繁栄した時代とされています。

その中で、第三紀は約6,430万年前~260万年前まで中新世は約2,300万年前~約500万年前までの期間を指します。

新生代は恐竜絶滅前後で哺乳類が繁栄し始めた頃とされており、中新世の生物はより現代に近づいており、ヒト科もこの時代から現れたとされています。

我々の祖先が現れ始めたこんなにも大昔からある「礫岩石」によって形成されている「桶滝」。

「桶滝」も大昔からこの地域の名所になっていたのではないのでしょうか?

このように「桶滝」の特異な形状が形成されたのは、この地域の岩層と関係があることがわかります。

この特異な形状の形成と浸食の過程を知ることができる「桶滝」は天然記念物として貴重であるとされているんです!

そんな大昔から存在している「桶滝」ですが、長い年月を経て、滝の上部に岩石面上にできる円形の穴である“甌穴”が形成されています。

さらにその“甌穴”は周囲の礫の浸食摩擦や脱落によって広がっていき、約3mの底のない桶上の筒穴が形成されていきました。

そして、その底のない桶上の筒穴に滝水は流れていき、現在の様なかなり珍しい滝の姿となりました。

これらの様子は「桶滝」という名前で表されていますね!

また、この「桶滝」の落差は目測ですが約30mで幅は約5mだそうです。

ちなみにこの滝の落差や幅ですが、有名な栃木県日光市にある“華厳の滝”の落差は約97mと幅は約7mです。

また、長野県の軽井沢にある“白糸の滝”の落差約3mと幅約70mです。

“華厳の滝”はさすがかなり大迫力なこともあり、かなり大きいですね。

しかし、熊本県にある“鍋ケ滝”の落差は約12mで「桶滝」も割と高さのある滝であることがわかります!

“白糸の滝”は高さはあまりありませんが、広い範囲で流れている滝なのであまり比較対象にはできません…が、

大迫力の“華厳の滝”で幅約7mのため「桶滝」は幅も割とある方であることがわかります!

桶滝の見どころ

「桶滝」の見どころは、やはりこの滝の形状にあります!

約2,300万年前~約500万年前からある新生代第三紀中新世の礫岩石が広く分布されており、長い年月を経て形成された「桶滝」です。

「桶滝」の名前の由来でもある約3mの底のない桶状の筒穴から流れる滝の姿は非常に珍しい形状だとされています。

桶の底が抜けた様に見えるその姿は良い意味でおかしく見る人を魅了させます!

また、水量があり底が抜けたところから落ちる滝水の激しく落ちる姿には迫力を感じることができます。

写真などで感じる迫力より意外ともっと迫力を感じることができるそうです!

また、「桶滝」のあるこの周辺一帯は斜面を降りて2,3分向かうと別世界に感じることができ、静かで自然を感じれられるスポットです。

また、観光スポットとしてはあまり有名ではないらしく他の観光客が気にならない点も魅力ですね!

地元の観光パンフレットにも掲載されていないみたいです。

もしかしたら、観光名所としてはオススメされていない場所の可能性もありますので、観光する際はゴミの持ち帰りや自然の景観を崩さない配慮を心掛けて「桶滝」を楽しみましょう!

また、“熊出没注意”の看板が設置されていたり周囲には動物の気配もあるそうなのでその点も注意して「桶滝」を楽しむことをオススメします!

この桶の底が抜けた様な形状と迫力・周囲の雰囲気から写真を撮るにはもってこいのスポットとなっています!

せっかくの写真が他の観光客が映ってしまい、写真の質が落ちてしまってはこの「桶滝」の魅力も写真に収めることができないと思います。

また、この自然から感じるマイナスイオンや風になびかれ聞こえる木々の音な滝水が落ちる音など静寂なこの場所を楽しむ上でも、観光客で賑わってしまうとなかなか十分にその魅力を感じるのは難しいですよね。

有名な観光スポットの場合は日時を選んで訪れる必要があるため、その点でも十分に自然の魅力を感じられますね! 

また、「桶滝」へのアクセス方法が車以外になってしまうと、バスの本数など日時の選択が限られてしまうので比較的空いていることはその点でも良いスポットだと思います!

もちろん周囲には川が流れているため、特に夏の暑い季節には周囲のマイナスイオンと自然を感じ、この迫力と珍しい形状の「桶滝」を見に行くのが良いのではないかなと感じます!

暑さを忘れながらリラックスもできるため日常の疲れを癒すためにはもってこいの観光スポットです!

桶滝の付近

「桶滝」周辺の観光スポットもご紹介します。

桶滝と同じ場所には桶滝以外には観光スポットはありませんが、桶滝は能登半島の輪島市にありますので、能登半島の観光名所を巡るのをオススメします!

先ほども紹介しましたが桶滝同様、石川県の県指定天然記念物及び名勝に指定されている「見附島」です。能登のシンボルとされており、別名「軍艦島」と呼ばれています。

続いて、「輪島キリコ会館」です。

「輪島キリコ会館」とは能登の祭りで使用される大きな奉燈である“キリコ”を身近に体験することができる施設となっています。

また、展望ロビーでは能登の伝統文化であり国の重要無形民俗文化財に指定されている文化なども学ぶことができるようになっています!

開館時間は9:00~17:00で年中無休で開館しています。

また、入館料は一般 630円 高校生 480円 小・中学生 370円(未就学児童は無料)となっています。

また、同じく伝統文化を体験できる施設「石川県輪島漆芸美術館」があります。

日本を代表する伝統工芸「輪島塗」の歴史や技や制作道具を学ぶことができます!

開館時間は9:00~17:00で年末や休館日がありますので、来館する際はホームページで確認することをオススメします!

また、入館料は一般 630円 高校生 320円 小・中学生 150円(未就学児童は

についての記載はありませんでした。)となっています。

その他にも、輪島市にはさまざまな観光名所があるため「桶滝」を訪れる際には行ってみてください!

アクセス

【住所】〒928-0054 石川県輪島市大沢町

【電話番号】0768-36-2001(西保公民館)

【料金】無料

【交通アクセス】

〈車〉

輪島市街から県道38号線で“大沢方面”へ向かいます。
「桶滝入口」の看板が目印となっています。

看板が見えたら左折し、到着です!

※専用の駐車場はありませんが、道幅が広いため道路脇に駐車でき、数台分のスペースもあるみたいです!

また、1km程歩くことになってしまいますが、滝の看板までは車道が狭いため海岸線から内陸に入ったすぐの広めの駐車場を利用することをオススメします!

輪島市街からは約30分

金沢駅からは約2時間10分となっています!

〈公共〉

金沢駅からバス“輪島特急線”に乗車し、「輪島駅前」で下車します。

約2時間30分

片道 大人¥2300 小人¥1200

(乗り換え)

「輪島駅前」から“愛のりバス(西保コース)”に乗車し、「大沢」で下車します。

約30分

片道 ¥100(中学生以下は無料)

“輪島特急線”は1日に8本 約1時間~2時間おきに出ています!

また、帰りのバス(輪島駅前~金沢駅)は17:30が最終バスとなっているため注意が必要です!

“愛のりバス”も1日に6本と本数が少なく、日曜祝日は運休しています。

また、土曜日は1日の2本が運休してしまうため土曜日は1日4本となってしまうためさらに注意が必要です!

バスの本数は少ないため、バスで来ることはオススメできません…。

金沢駅周辺にはタイムズ等レンタカーも充実していますので、車で行くことをオススメします!

Tiktokで情報を見る

instagramで情報を見る

Googleで口コミを確認

Twitterで情報を見る